当社の製品は、瓦職人たちが真心込めて丁寧に作り上げる製品です。
土の配合から始まり、焼成・燻(いぶし)までと完成までに約4日ほどかかります。
特に鬼瓦などは、職人の手により一つひとつ手作業で丁寧に作られます。大がかりなものでは完成までに3~4カ月以上要する事もあります。
最上の瓦を作り上げるには、良い土が不可欠です。
瓦に最適な土にするため3種類の基礎土を配合します。
専用の機械で土をきめ細かく生成し、その後、混練していきます。念入りに混練することにより、より良質な瓦が出来上がります。
出来上がった生地を適度な大きさにカットします。その後、成形プレス機を使って一定の圧力(10~40㌧)を加えて規定の形に成形します。
一見同じに見える瓦ですが、実際はとても沢山の種類があり、必要に応じた形の物に形成していきます。
十分に乾燥していない瓦を高温の窯に入れると、瓦に含まれる水分が沸騰し亀裂ができてしまいます。
そのため十分に乾燥させる事は瓦の製造においてとても大切な工程の1つです。
乾燥し十便に水分の抜けた状態の瓦を白地(しらじ)と呼びます。
乾燥した白地のキレやネジレ等の不良が無いか確認・選別していきます。
化粧土と呼ばれる微粒子の粘土を水に溶かしたものを表面にかけてコーティングすることにより表面をなめらかにします。
焼成台車に白地を積み込み窯へと入れていきます。
高温で約21時間焼成していきます。最後の段階で1,100℃という高温を3時間保ち瓦を焼き締めることにより、頑丈で美しい瓦に仕上げます。
焼成後、白地を冷却し、ブタンガスを窯に注入して燻化(くんか)をします。
赤茶色に焼けた瓦をいぶす事により瓦の表面全体に炭素膜が形成され、右の写真のような銀色のきれいないぶし瓦が出来上がります。
いぶし瓦の完成です。
真心込め作られた当社のいぶし瓦は最後にお客様の屋根に葺かれるまで、丁寧にに保管されます。
いぶし瓦(燻瓦)の製造 / 瓦の葺き替え(吹き替え) / 瓦の張替え(張り替え)・修理・修復 / 雨漏りの修理 / 神社・お寺・仏閣・文化財・公共建築・一般住宅などの屋根工事全般
鬼瓦や家紋入り瓦などの特殊(特種)瓦・オーダーメイド瓦の作製 / 太陽光発電システムの設置 / 洋瓦やカラーベストなどの屋根材全般の施工
名張市 | 伊賀市 (上野・阿山町・島ヶ原・大山田村・青山町) | 津市 (久居・河芸町・芸濃町・美里村・安濃町・香良洲町・一志町・白山町・美杉町) | 松阪市 | 伊勢市 | 志摩市 | 鳥羽市 | 鈴鹿市 | 亀山市 | 四日市市 | などを中心とした三重県内及び、
近隣周辺の奈良県の一部(宇陀市・桜井市・天理市・榛原・室生・山添村・御杖村・曽爾村など)、滋賀県の一部(甲賀市・大津市・信楽など) オーダーメイド瓦などの特殊ないぶし瓦の製造など瓦施工業者様からのご注文は全国より受け付けております。